ご覧いただきありがとうございます。駆け出しコインディーラー満元です。
これまでに株式投資、不動産投資、太陽光投資、投資信託、FX、仮想通貨取引、金現物保有などを経験して、アンティークコインにたどり着きました。
様々な投資手法を知る中で、それぞれのメリットデメリットや自分の向き不向き、社会情勢を考慮しつつ、いくつかの運用を続けて利益を上げています。
これはそんな私のコイン投資戦略をまとめたブログです。
今回はアンティークコイン投資の出口戦略として、アンティークコインの売り方についてお伝えしたい内容を綴ります。
アンティークコイン投資の出口戦略!
アンティークコインの売り方を解説
・アンティークコイン投資
まずはアンティークコイン投資について軽くおさらいしましょう。アンティークコイン投資とは端的にいえば、”匿名性が高く、長期保有することで安定的に価格上昇による利益が見込める、手間がかからない投資法”です。
現状の日本ではアンティークコインを投資対象として見ている方は多くありません。しかし海外ではアンティークコインの市場は全世界に広がっており、アメリカやヨーロッパ各地では大小様々なオークションやフェアが毎日のようにどこかで開催されているほど、ポピュラーなものです。
大規模なオークションでは一日に数千億円の金額が動くこともあるほどの市場規模を持っています。
詳しくはこちらの過去の記事をご覧ください
⇒アンティークコインとは?アンティークコイン投資とは?
・アンティークコインは売れないのか?
アンティークコインは売れないのか?まず結論からいえば、売れます。
ゼロ円などではなく、どんなコインでもきちんと価格がつきます。なぜかというと地金としての価値があるからです。
アンティークコインは金や銀をはじめ、プラチナや聞き馴染みのないパラジウムなどの貴金属で作られているため、グラムいくらという感じで貴金属として売ることができます。
ただこれは、アンティークコインの本来の価値である歴史的価値や美術品としての価値、希少性が加味されない値付けがされてしまうので、絶対にやめておきましょう。
・アンティークコインの出口戦略
ではアンティークコインはどのようにして売却するのが一番いいのでしょうか?いくつかの方法について話していきます。
・ヤフオクやメルカリなどで販売
・質屋買取り依頼
・コインショップ買取り依頼
・コインショップ委託販売
・国内コインオークションに出品
・コインショップに出品代行依頼
・海外コインオークションに出品
結論からいうと、”人による”です。どういうことか解説します。投資スタイルや考え方は人それぞれですし、時間や労力などのリソース、コイン売却の知識・経験なども十人十色です。そのため自分や売りたいコインによって適した方法を考えなければなりません。
ヤフオクやメルカリなどで販売する場合、比較的安い価格帯であればいいのですが、高い価格帯や新規出品者だと不信に思われて買われにくいことがあります。
また出品の際のコインの撮影や紹介文作成・買主とのやり取りに手間がかかるため、アンティークコイン投資本来の”手間がかからない”というメリットが享受できず、なぜアンティークコイン投資をしているのか投資の目的として、本末転倒となってしまいます。
質屋での買取り依頼は一見して手間がかからないものの、アンティークコインの専門家でなかったり、地金価値しか評価してもらえずに本来の価値よりも安く買取りされてしまうことがあります。
利益を重視するのであれば、自分で国内もしくは海外の”適切なオークション”に”適切なタイミング”で出品するのも一つの選択肢です。ただ注意しなければいけないのが、出品の手続きは国内のオークションならやり方など日本語で対応してくれますが、海外だとそうはいきません。
”適切なオークション”を選定できる、利益を大きくしたい、手間はいとわない、時間に余裕がある、などの方に推奨します。
手間や時間をかけたくないのであれば、ショップに委託販売や出品代行するのがおススメです。売却金額の10%ほどを手数料として、代行してくれることがほとんどです。
出品代行の経験が豊富な専門家に依頼することで、先述した”適切な”オークションを分析・検討してくれます。というのは利益を最大化するために、売りたいコインによって”いつ、どこの国で出品するのが高く落札されやすいか”の分析が必要不可欠だからです。
また自分が売りたいコインと同じコインが出品される場合、購入希望者の資金が分散してしまい、落札価格が低くなってしまう可能性もあります。そのためオークショナーとのコネクションがある方に委託するのがより得策といえます。
このように専門家に委託することで利益につながり、結果として最終的に手元に残るお金が多くなる可能性が高いです。
売却を検討している場合は、複数の代行出品を受け付けしているショップに問い合わせしてみるのもいいかもしれません。私個人的にはこの方法が一番いいと思います。