駆け出しアンティークコインディーラーのコイン投資戦略

あけましておめでとうございます、ここにきてようやく新年一つ目のブログです。 

　まず理念を綴る前に、なぜ題材に選んだかということを知っていただきたいと思います。発端は私の’ビジネスにおけるメンター’、つまり仕事に対する考え方を尊敬する方から「紙に書き出す」ということを教えていただきました。

　2022年新年ということで、”実現することリスト100”を新たに作成しました。これまでに似たようなリストを作成したことはあるのですが、改めて書き出すことは初めてです。

　アンティークコイン投資のデメリットやリスクなど、の記事でもお伝えさせていただいたように、アンティークコインには真贋リスクが存在します。

　アンティークコインを購入する際に注意しなければならない要素の一つでもある「偽物を買わないこと」。悲しきかないつの時代にも偽物ビジネスというのは横行しており、現代社会においてもなくならないのが現状です。

　アンティークコインは比較的手ごろな価格帯のものから数千万円もするような価格帯まで非常に多くの種類があります。そしてアンティークという分野は、素人目には偽物と本物の判別が難しい分野でもあります。

　これから紹介するコインは執筆時点で30万円～50万円ぐらいの価格帯のコインです。一般的に30万円というと、一か月分の大卒初任給を超えているので高額ですが、投資としてアンティークコインを購入するのであれば、最低この価格帯のコインを選ぶべきです。

　もしその資金がないのであればもっとリスクの低い債券や投資信託を購入すべきですし、どうしてもコインが欲しいという場合はコレクションとして割り切って購入してください。この場合投資ではなく趣味です。

　今回はアンティークコイン鑑定会社のスラブに表記されるストライク文字や特別ラベルについてお話したいと思います。

　アンティークは全てが一点物のため、価値が付けづらいカテゴリの一つです。しかしアンティークコインは鑑定会社による鑑定により、厳正な評価基準によって鑑定付けされ、”スラブ”と呼ばれる頑丈で出し入れ不可能なケースに封入されます。

ストライク文字・特徴にはコインの独自の特徴が記載されます。
よく見る表記を一覧にしてみました。

　アンティークは全てが一点物のため、価値が付けづらいカテゴリの一つです。しかしアンティークコインは鑑定会社による鑑定により、厳正な評価基準によって鑑定付けされ、”スラブ”と呼ばれる頑丈で出し入れ不可能なケースに封入されます。

　鑑定会社の中でも世界的に認められている二大鑑定会社のPCGS（Professional Coin Grading Services）とNGC（Numismatic Guaranty Company）があります。